「動画編集って需要あるの?」
「動画編集ってもうオワコンじゃないの?」
「今更始めても稼げないんじゃない?」
いいえ!まだ間に合うんです!
動画編集者としてフリーランスになり4年目となった私ですが、動画編集の需要は高まり続けていると感じています。
この記事では、私の所感だけでなく、データを用いながら「動画編集がオワコンじゃない理由」を解説していきます。
後半では、活躍し続けるために必要なこともお話ししていきますね!
この記事を読むことで、きっと前向きな気持ちで動画編集を始めることができるようになるはずです!
目次
動画編集ってどんな仕事?
動画編集とは、撮影された素材を見やすく・わかりやすく編集をするお仕事です。
YouTube動画をイメージするとわかりやすいと思います。
テロップを入れたり、タイトルを入れたり、映像の色味を調整したり、BGMを入れたり、注意を引き付けるための効果音をつけたり、、
これらの作業を専用のソフトで行っていく仕事です。
動画編集の需要はあるの??
結論、あります!
その理由は主に3つ。データと共にご紹介します!
1.動画を見る人は増えている
スマートフォンからの動画サービスの利用状況をみると、動画視聴の月間平均利用時間は2019年6月時点で7時間13分と、5年間で約4倍に成長しました
2.動画広告の市場も広がっている
2022年の動画広告市場は、昨対比133.2%の5,601億円に到達。2023年には7,209億円、2026年には1兆2,451億円に達する見込み。
上記のデータでわかる通り、年々市場は広がっています。
3.実際に動画編集の仕事募集はたくさんある
仕事の応募から実施、報酬の受け取りまで、すべてオンラインで完結できるサイト「クラウドワークス」で、YouTube動画編集の仕事を探したところ、832件もヒットしました。(2023年9月現在)
動画編集のスキルを身に付けたあとで、片っ端から応募したら、何件かは合格するのではないでしょうか。
このように、動画編集の需要は増えているし市場は広がり続けているし、動画編集の仕事自体も存在しています。
動画編集を始める前に知っておきたいこと
ちょっと耳が痛いかもしれませんが、“動画編集の需要はある”とはいえ、楽しいことばかりではありません。
始めてから心が折れないようにするためにも、知っておくといいことをお伝えします!
最初は単価が安い
稼ぎたい!と思って始めた動画編集。
実は最初はどうしても単価が低くなってしまうのが現実です…。
なぜなら、
- 未経験・実績ナシなので、金額高めのお仕事を獲得するのは難しい
- 始めたばかりなので、自分の作業効率も悪い
からです。
最初はお金よりも、実績を積んでいくことが先決。
そして、本来1本8時間で終わる動画編集が、編集ソフトの使い方に慣れるまでは平気で15時間かかったりします。
動画編集はだいたい「1本◯◯円」という感じの金額設定なので、時間がかかるほど時給は低くなってしまいますよね。。
実際に私も、1番最初の案件は1本3,000円の編集を15時間ぐらいかけて行っていたので、時給200円とかでした…
ただ、ここを踏ん張って実績を積んでいけば、時給2,000〜3,000円は目指せる世界です。
この事実を知っておけば、始めてすぐに挫折する確率を減らせるかなと思います。
AIに負けるな
動画編集はAIに淘汰されるのか?という話題が上がりがちですが、結論、飲み込まれずにうまく使っていきましょう。
なぜなら、AIを活用することで作業を早く終わらせることができるからです。
例えば、自動文字起こし機能。
音声を自分の耳で聞いて自分の手で文字起こしするのではなく、AIが聞き取ってAIが文字起こしをしてくれる機能があります。
動画編集ソフト自体にこの機能がついている場合もありますし、専用のツールを活用することも可能です。
文字起こしって地味に時間がかかるのですが、自動文字起こし機能を使えばかなりの時短になります。
また、質問に対してAIが回答してくれるChat GPTというツールがあります。
これを使えば、動画のタイトルを考えるときに複数の案が手に入ります。
「動画編集はAIに淘汰されるのか?」と不安になり足踏みしているのはもったいない。
活用すれば、大幅に自分の時間を節約することができるんです。
活躍し続けるために必要なこと
納期を守る
動画編集のお仕事には、納期(提出期限)が設定されていることがほとんどです。
この納期を守ることは、とても大切。
なぜなら、信頼に直結することだからです。
例えば、あなたが動画編集を依頼する立場だったとして、毎回納期に遅れる人と、毎回納期の3日前に提出してくれる人、どちらが安心感がありますか?
断然、後者だと思います。
「安心感がある」ことは、継続で仕事を受け続けるために必要なことです。
修正ゼロを目指す
修正を少なくする心がけも大切です。
なぜなら、修正を少なくすることで、自分の時間もお客さんの時間も節約できるからです。
- 提出(自分)→確認(お客さん)→OK
ならやり取りは1回で済みますが
- 提出(自分)→確認(お客さん)→修正(自分)→確認(お客さん)→OK
このように修正が発生すればするほど、やり取りの回数(時間)は増えていきます。
修正ゼロを目指す勢いで取り組むことで、自分の時間もお客さんの時間も節約することができます。
迷ったら2パターン提示
編集をしていて「あれ…?このテロップの色は緑がいいかな?いや、赤がいいかな?」みたいなことがあったとき、2パターン反映した画像などを提示してみるといいです。
なぜなら、自分がいいと思うものと、お客さんがいいと思うものは違うからです。
お客さんとしても、複数パターンあった方が、よりよい方を判断しやすいこともあります。
また、提案があると、「よりよいものを作りたいと思ってくれてるんだな…」と評価が上がることがあります。
ぜひ、迷ったら2パターン提示してみましょう。
(なんでもかんでも提示すればいいというわけではないので、案配は気をつけましょう!)
スキルアップを怠らない
スキルアップをし続けることも大切です。
なぜなら、できることを増やしたり専門性を高めることで、お客さんに満足してもらえる、つまりリピートに繋がるからです。
具体的には、下記のようなスキルを身に付けていくと、幅が広がります。
デザイン
動画編集だけでなく、動画のデザインもできるようになると強いです。
「YouTubeを始めたい!」
「既存の動画デザイン(テロップやフレーム)をリニューアルしたい」
というお客さんがいた時に、イケてるデザインを提案できると喜んでもらえることでしょう^ ^
デザインができると、YouTube編集とセットでの依頼が多い「サムネイル制作」にも活きます。
✅ Movie Hacks:YouTubeに特化した動画編集講座。69,800円の買い切りで無制限サポート。
✅ 動画編集スクール【クリエイターズジャパン】 :買い切り型の79,800円で動画コンテンツ学び放題。全国の受講生と交流もできる。
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ディレクション
他の動画編集者が編集した動画のクオリティをチェックしたり、納品スケジュールを管理したりする仕事です。
動画編集チームを作り、自分がリーダーのようになれば、1人で編集するよりも多くの本数を受けることができます。
撮影
編集のみならず、撮影も受けられるようになると仕事の幅が広がります。
編集していて、「撮影もできるようになりたいな…」と思ったら、ぜひ勉強してみましょう^ ^
動画制作
YouTubeだけではなく、PR動画などの制作に取り組んでみるのもアリです。
YouTubeの編集とは違った、企画力・撮影力・編集力などが求められます。
私はチームで取り組むことが多いのですが、ひとつの動画を作り上げるのに1ヶ月以上かかることが多いので、完成後はとても達成感を感じます^ ^
アニメーション
アニメーションに取り組んでみるのも、ひとつの道です^ ^
クリエイター気質の方は、この分野はかなりのめり込めるのではと思います。
企業の広告動画制作で求められるスキルであり、YouTube編集よりも1本あたりの単価が高いです。
興味があれば、極めてみるのもおすすめです^ ^
マーケティング
マーケティングとは、商品やサービスを多くの人に知ってもらい、売れるための仕組みを作ることです。
動画に携わる上で、“マーケティングを学び続ける”ことは、必須科目なのではと思います。
「この動画は誰が見る?」
「この動画が回った先に何が起こる?」
「目的を達成するための構成は?」
など、マーケ視点を鍛え続けることで、お客さんが求める動画を作れるようになると考えています。(私もまだまだ勉強中です)
✅ デジタルハリウッドSTUDIO by LIG / ネット動画ディレクター専攻コース:プロの動画クリエイターとなるために必要な基礎が身につく。
✅ Wannabe Academy:動画編集と動画広告運用を学べる。
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動画編集いつ始める?→思い立ったが吉日
今回の記事を読んで、「動画編集はオワコンじゃない!」ことがわかったと思います。
始めてみようかな…と思った今が始めどき。
こちらの記事も参考にしてみてください。
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